マスタング 65 コンバーチブル 【アメ車・旧車】

アメリカンマッスルの象徴として長年愛され続けているフォード・マスタング。近年は日本でも注目度が高まり、特にMV,PVといったニーズからレンタルの需要が急速に伸びています。
1965年式マスタングとは? ーアメリカンマッスルの原点

1965年式マスタングは、フォード社が世界に誇るマッスルカー“Mustang”の初代モデル(通称:ファーストジェネレーション)です。「手頃な価格でスポーティーな走りを楽しめるクーペ」というコンセプトで登場し、発売からわずか1年で40万台以上を売り上げた伝説の一台です。
そのスタイルは50年以上経った今でも色あせることなく、クラシックカー市場で最も高い人気を誇ります。
マスタング65年式の特徴

項目 | 内容 |
---|---|
ボディタイプ | コンバーチブル |
エンジン | 2.8L直6 / 4.7L V8など |
出力 | 120〜271馬力 |
トランスミッション | 3AT |
全長 | 4613mm |
車重 | 約1100kg〜 |
65年式マスタングの最大の魅力は、その“クラシックなのにスポーティー”なデザインです。ロングノーズ・ショートデッキの美しいシルエット、クロームメッキされたバンパー、特徴的な三連テールランプは、現行モデルにも受け継がれています。
さらに、V8エンジン特有の重低音は、今聞いても胸が躍るような迫力があります。
65年式マスタングが映画で使われた例

クラシックカーの中でも“映える車”として映画・ドラマ・MVに多数登場しています。特に65〜67年式は「アメリカンカルチャーの象徴」として演出に使われることが多く、以下のような作品でも登場しました。
- 『ジョン・ウィック(John Wick)』
劇中で登場するマスタングは69年式Mach1ですが、本編の中で主人公がクラシックマスタングを象徴として扱うことから、1960年代マスタングへの注目が一気に高まりました。 - 『007 サンダーボール作戦』(Thunderball / 1965)
劇中に登場したオープントップのマスタングコンバーチブルが話題に。 - 『フォードvsフェラーリ(Le Mans ’66)』
映画はGT40が主役ですが、1stマスタングが背景に多数登場し、マスタングというブランドがどれだけアメリカ国内で浸透していたかが分かります。 - 『Bullitt(ブリット)』
主演スティーブ・マックイーンの68年式マスタングGTが有名ですが、同作の影響により「60年代マスタング=アクションカー」という印象が強く定着。
なぜ今、65年式マスタングが注目されているのか?

ここ数年、“レストモッド”(クラシックカーの外観を残しつつ、内部を現代仕様にアップデートするカスタム)がトレンドとなっています。
65年式マスタングはベース車として最も人気が高く、「外観は当時のまま、中身は新車のように快適」というパッケージで再評価されており、中古車市場でも価格が高騰しています。
さらに、日本でもアメ車イベントや撮影用レンタルで使われる機会が増えており、「クラシックマスタングを背景に撮影したい」「ジョン・ウィックの雰囲気で写真を撮りたい」というニーズが急増しています。
まとめ
1965年式マスタングは「アメリカンマッスルの原点」であり、半世紀以上経った今も世界中で愛され続けています。
- ロングノーズ・三連テールランプなど唯一無二のデザイン
- 映画やドラマで多数使用されている“映える車”
- レストモッドブームにより市場価値が急上昇中
「クラシックカーに乗るなら、まずはマスタングから」と言われるほど、初心者からコレクターまで幅広く支持されている1台です。
今後も映画やSNSを通じてさらに注目が集まることは間違いありません。